外形加工（打ち抜き加工、プレス加工、切削加工、レーザー加工）

外形加工（打ち抜き加工、プレス加工、切削加工、レーザー加工）

弊社では印刷後の外形加工まで、一貫した体制で行っております。
お客様の仕様に合わせて最適な方法をご相談し、ビク型(トムソン型)、ピナクル型、金型での打ち抜き加工や、打ち抜きが難しい材料では、切削加工を行う等、様々なご提案をしております。
ゴム板等、材料のみの加工も賜っております。

打ち抜き加工　ビク型・トムソン型

木材をレーザー加工し、形状に合わせて刃物(カッターの様な刃)を差し込んだ型です。
刃型の上に材料をセットし、プレスすることで形状加工を行います。
製品のロットに応じて面付数なども考慮し、型代と製品単価がトータルで安価になる方法をご提案しております。
また、両面テープ付の製品はハーフカットにし、シート状態でのご提供もしております。
ハーフカットにすることにより、お客様で貼り合わせ作業を行う際、離型紙をめくる作業（特に小さい製品）が容易に行え、数量管理にも適しております。
ご要望に応じて、全抜き(フルカット)、ハーフカットで納品いたします。
金型に比べ安価に製作できますが、許容寸法公差が大きくなります。

材料：ポリカーボ（PC）、ポリエステル（PET）、ポリプロピレン（PP）、塩ビ（PVC）、銅箔、紙、ゴムなど

打ち抜き加工　ピナクル型

ピナクル型は、金属板をエッチング加工し、刃先をシャープに仕上げて1枚のプレートにした型です。ピナクル型を台座にセットし、打ち抜き加工します。
ビク型(トムソン型)に比べ高価ですが、トムソン刃では難しい複雑な形状に適しており、寸法精度も優れています。
ビク型では、トムソン刃を曲げて溝に早見込んで型を形成するので刃と刃のつなぎ目ができてしまいますが、ピナクル型にはつなぎ目がないもの特徴のうちの1つです。

材料：ポリカーボ（PC）、ポリエステル（PET）、ポリプロピレン（PP）、塩ビ（PVC）、ゴムなど

プレス加工　金型

金型プレス加工とは、鉄鋼にオス型(凸)とメス型(凹)の加工をし、プレス機械に金型を取り付け、材料をオス型とメス型の間にセットしプレスして打ち抜きます。
ビク型に比べ高価ですが、寸法精度が必要な製品に最適で、100分台での加工が可能です。
また、耐久性にも優れている為、大量生産の製品にはご提案させていただいております。
樹脂だけでなく、金属板も加工可能です。

材料：ポリカーボ（PC）、ポリエステル（PET）、ポリプロピレン（PP）、塩ビ（PVC）、銅板、アルミ板、ゴムなど

切削加工

打ち抜き加工が難しい材料は、切削加工を致します。
材料加工後に印刷をする方法のほか、ワークサイズで印刷を先行して行い、印刷されたガイドから形状加工をする事ができます。切削後に印刷をする場合、背景色を外形寸法から多少の逃げをとりますが、印刷後に加工することで外形寸法ぴったりに仕上げることができます。

材料：アクリル板など

レーザー加工

レーザーを使用し、プラスチック、ゴム、木材や紙などを切断加工します。外形加工と同じく文字や絵柄のマーキング加工も可能です。マーキングは金属にも行うことができます。

材料：アクリル、ゴム、木材、紙など